デュッセルドルフ初日〜巨乳万歳〜

freude2006-06-20

ひたすら寝て到着。グループ旅行の添乗員が必死に、日本代表シャツの集団に「○○ホテルに泊まる人達はグリーンのカードを持ったところに、××ホテルに泊まる人達はオレンジの・・・」と連呼して誘導して大渋滞してる中、個人旅行の自分だけひたすら自分の荷物が流れてくるのを待つ。運がよかったのかたった5分で終了。
3日後に空港に迎えに来る友人との待ち合わせ場所を決めるために空港内をチェック。大きい荷物を持ってちょっとうろうろしただけで誰かしら話しかけてくれる。物凄くフレンドリー。どうにか3日後の待ち合わせ場所も決まったのでデュッセルドルフに移動するために駅に移動。
途中のキヨスクTOTOの用紙がっ!ドイツ語は全くわからないけど、どうやら出場国32カ国の中でR16に行くチームをあてるらしい。なんかこのオッズの方がFIFAランキングよりもあてになりそうな気がした。また空港に来るからこの時は特にもらわなかったけど、3日後来た時はR16進出チームが決まってたのでとっくに用紙がなかった。かなり後悔・・・やはり「旅の土産は気に入ったときにGetしとく」の法則を守っておけばよかった・・・

デュッセルドルフまでのんびり急行(RB)で行こうかと思ったけど待ち合わせに遅れると悪いので新幹線(ICE)を選択。お腹が空いたのでホームのキヨスクみたいなとこで、サンドイッチ&水のセットを購入。セットで4.99ユーロってなんかお得とか思ったけど1ユーロ150円じゃかなり高い(およそ750円)ってことに気づいたのは食べたあとだった。数字は小さいけど日本円にすると高い。○が一個多い韓国のウォンや物価が馬鹿みたいに安い中国、台湾しか海外旅行で行ってないのでビミョーな心境。ヨーロッパは物価高すぎ。
駅のホームでアジア系の女性に話しかけられる。なんか色々と聞かれたけど結局の所は列車が来たら荷物を運んでほしいらしい。適当に運んだら彼女が俺の席をゲットしていてくれた。W杯ってこともあって結構席は埋まってた。
日本の女性2人組が席探していたので、ここが空いてますよって言ったら座ってきたけど一番苦手な人種のギャルだった。当然元アキバ系とは会話がかみ合わないので席が空いてることを教えたことを激しく後悔。頭の中ではBGMに世界の車窓からが流れるような美しい景色なのに、聞こえてくる会話はギャル2人のしょーもない話・・・旅情台無し。時間が早かったのでケルンで降りて大聖堂でも見ようと思ったけど彼女らと一緒に降りるのもやだったのでそのままデュッセルドルフに行くことに・・・
デュッセルドルフに着いたのでホテルに荷物を預けて町を散策するためにホテルを探したものの地図がよくわからない。駅の裏側は風俗街って話を聞いてたのでちと不安がよぎる。街を歩いてた元おねえさんに道を聞いたら「教えてあげる。ついて来て」というので素直についてく。知らない人についてっちゃいけないのが常識のはずなのにいいのかなぁと思ってたらホテルはすぐ近くだった。お礼に日本の緑茶のティーバックをあげて少し立ち話。日本には行ったことがないけど、シンガポールには行ったことあるらしく日本人にも悪い印象はもってないらしい。近くの飲み屋で働いてるのでよかったら飲みに来てねとのこと。ドイツに着いて初めて「ダンケシェーン」と言ってお別れ。
ホテルについて、荷物を預けて街中散策のはずがはまった。ドツボにはまった。すんごく小さいホテルなのにフロイトは行列。なんか揉めてるらしい。順番を待って自分の番になったものの金払えとのこと。行く前の5月の時点にすでにクレジットカードから2重引き落としが来てるので「払ってるはずだ」と言っても「もらってない。とにかく払え」とのこと。ホテルのおっさんは英語が全然できないらしく話は堂々巡り。ブチ切れてたら英語が話せるドイツの青年が間に入って通訳らしいことをしてくれた。が、結局話は通じずカード会社かホテルの予約をしたサイトに電話で確認してくれとなるまで2時間。その間にもホテルのオランダサポーターやイングランドサポーターが来て適当に話したけどやはりこのホテルの対応は微妙らしい。。。1泊あたり160ユーロもぼったくってこれかよ・・・
なんとか荷物を預けたものの待ち合わせしてるNSZWさんから到着が1時間遅れるとの連絡が。待ち合わせでしかも海外なのに遅れるのって結構ビミョー。無事に会えるのかなと思いつつ街中に出るものの1時間後にまた駅に戻るとなるとそんなに遠くまで行けない。適当にお店と教会、公園を散策。
時間になったのでNSZWさんとの待ち合わせの場所に移動。事前の連絡が「駅の中心にある歌のベストテンみたくパタパタする時刻表前」ってだけだったので会えるかどうか半信半疑だったけど無事会えた。
NSZWさんの荷物をホテルに預けてケルンに移動。列車はすでにサポーターに占拠されてた。イングランドのサポーターがビールをケースやサーバごと列車に積み込み宴会列車状態。「飲まないか?」って誘われたものの下戸なのでやんわり断る。物凄く「これだからマジメな日本人は・・・」って表情をされたので激しく後悔。今度生まれるときは飲める人間になりたい、マジで。
ケルンの駅のホームに着いた瞬間に兄貴から国際電話。電話が通じたことに感動してた。兄貴の分まで酒を飲むってのとイングランドサポの酒を断ったばかりって話をして終了。

ケルンに着いたら大聖堂前でイングランドサポとスウェーデンサポが大騒ぎ!これがW杯なのか・・・ケルン大聖堂前のPV(パブリックビューイング)は満員で入れず。適当に街をうろついてたらイングランドサポがボールを蹴って盛り上がってたのでまぜてもらった。途中ミスっておばさんのところにボールが転がっていったらおばさんがめちゃくちゃお茶目に蹴り返してくれる。面白いのでまたおばちゃんのとこにボールを蹴ったらまたシュートっぽく打ち返してくれる。そのうち周りがおばちゃんにボールが渡るたびにCKの時みたく「ウーーーーワッ」とコールをかける。なんだかんだで盛り上がりタトゥー入れた兄ちゃんが「おばちゃん、こうやって蹴るんだよ」って感じで思いっきり高く蹴り上げた。何回か蹴るうちにボールはあやうく建物のガラスを割りそうなほどに。ボールの着地のたびにまた誰かが思いっきり蹴るのでボールにぶつかったグラスが割れてそのガラスの破片が飛び交うやばい感じに・・・ついに警官が介入してストップ。おばちゃん含めた球蹴りは終わってしまった・・・
違う広場に移動したら、ドイツサポとイングランドサポが野次を飛ばしあっていた。応援会のエール交換みたく相手が野次を飛ばしているときは大人しく座って聞いて、終わったら立ち上がって相手を野次る。ひたすらそれを繰り返す。なんか相手を野次ってるものの国際交流だなぁとほのぼのオープンテラスのイスに座って見ていたら、そのうち険悪な雰囲気に・・・うちらの後ろに立っていた警官が段々近付いて来ていつのまにかうちらの目の前に(写真)。気がついたら物凄く相手を挑発するやばい発言があったらしくブチ切れたサポが手を出した瞬間、乱闘開始。と同時に、警官が間に入って何人か取り押さえた。うちらが座っていたオープンテラスのイスとテーブルも店員と警官がすばやく片付ける。警官で人間の壁を作って両チームのサポが接触できないようにし始めた。
さすがにイングランドサポとからんでいると身の危険を感じたので、ドイツVSエクアドル戦を見るためにどこかのスポーツバーに入ろうかと思うもののなかなか入れない。さすがドイツ。なんとか空いてる席を見つけてブラジル人に空いてるかどうか聞いたら、「日本人か?日本はこれから戦う敵だからダメだよ」とは言われたもののそんなの冗談で快く承諾。適当にブラジル人とサッカーの話をしていたもののそのうち話題に詰まってお互い黙っていたら、近くにナイスバディの巨乳のねーちゃんが通った。「おー」と軽く彼がリアクションしたので、俺もわかるぜと親指を立てて彼に合図。
(お前にあのよさがわかるのか、小僧)
(もちろんわかるさ、おっさん)
なんか心と心が通じた瞬間だった。

「ボン・キュ・ボーン!」と言ってみた。「ボン・キュ・ボーン?」と聞き返すのでS字のラインを示すポーズをしながら「ボン・キュ・ボーン」と言った。通じた。ハイテンションのハイタッチ。巨乳好きは万国共通だった。地球という星に国境はあってもおっぱい星には国境はなかった。おっぱい万歳。万国のおっぱい好きよ、集結せよ。
ドイツに来て始めて「プロースト!!」とみんなで乾杯をした。
そのまま下ネタトークで盛り上がり「日本では○○のことをなんて言うんだ?」と彼の友人のブラジル人が言った。「○○だよ」と言ったら連呼しはじめた・・・仕方がないのでポルトガル語でなんというか教えてもらって俺も連呼した。日本語とポルトガル語放送禁止用語を叫んでる連中。今、どこかの国のTVリポーターが盛り上がってるからと間違って店に入ってきたらコメントに困ったに違いない。
んなことしてたら「ソコノニホンジン、ヨッパライネ!ワタシニホンゴシッテルヨ!」と向こうのテーブルのブラジル人に声をかけられた。酒を飲むと顔が赤くなるのは、酔っ払って恥ずかしいことをしてもそれ以上赤くなる必要がないからだと思った。彼は日本の静岡にサッカーしに来たらしく日本語がわかるらしい。片言の日本語と片言の英語でトーク。でも結局最後は下ネタ。「日本人のあそこは小さいんだろ?」っていうので近くのビアジョッキを指差して「俺のはこれぐらいだよ」って言ったら「んじゃ、試してみろよ」ってことでゴムをくれた。TVでやってたドイツVSエクアドルなんか全然見ずに週に何回Hするか、どんな体位がいいのかを話してお別れ。下ネタは万国共通だった。

イングランドVSスウェーデンを見るためにケルンを周遊。どこの店も一杯だったけど無理矢理席を確保。隣の席のドイツ人とイギリス人と話しながら見るものの睡魔に負けて撃沈。。。ドイツ人のおっさんは昔どこどこのチームで蹴っててとそれなりにやってた人らしい。NSZWさんに会話はまかせてほとんど寝てた・・・その後、ケルンからデュッセルドルフに戻るのに人が多すぎて電車に乗れなくて死ぬ目にあう・・・ICEなら50分で着くとこが鈍行で2時間・・・だめぽ・・・