ケルン〜ミストーゴ〜

この日に到着する友達を迎えに行くために5時起き。ベルリンに行くNSZWさんとお別れして一人フロントへ。ホテルの兄ちゃんに朝早くて朝食食べれないからサンドイッチ作ってくれると約束してたのにおっさんは「聞いてない」の一言。ほんとに最初から最後までやってくれるよ、おっさん。とはいえ「マジで?ありえねぇ・・・」って全身でリアクションしたらサンドイッチを作ってくれた。時刻表で調べたICEに乗ってケルンで乗り換え。時間が遅れたので乗換が心配だったけど待っててくれた。4日ぶりにフランクフルト空港に到着。合流して今夜の宿、コブレンツに移動。
ICEだと早く着くけどライン川を見たかったのでマインツで乗り換えてREでのんびり行く。車内は全然人がいなかった。唯一いたウクライナサポ2人組とちょこちょこ顔を合わせてたらいつのまにか記念撮影。(こればっかだな)彼がデジカメでうちらに見せてくれたW杯の写真は女性サポに囲まれていたり居酒屋で盛り上がってたりと自分の3日間とそんな変わらなかった。多分、他の人に自慢して写真見せてるとこって俺も似たり寄ったりなんだろうなと思ったらなんだか笑えた。ウクライナサポと話しながらライン川の「世界の車窓から」みたいな風景を2時間見てたらコブレンツ到着。
コブレンツのインフォメーションで情報収集してバスに乗ろうとしておっさんに聞いたらバスは来るけど歩いた方が早いよというので歩くことに。ホテルに荷物を預けて散策。コブレンツは想像以上にきれいな街だった。いたるところが観光名所。シャッター切れば絵になる街。広場のテラスでランチ。お店のお姉さんは英語が通じなかったけどお互い一生懸命に話してたらなんとかなった。適当にぶらついてたら一番の観光名所のドイチェス・チェックに到着。どうやらW杯中はPV会場になるらしく、中には入れなかった。コブレンツぐらいの規模の街でも一番の観光名所はPV会場に提供。さすがサッカーの本場。
仮眠を取ったあとトーゴVSフランスを見にケルンに移動。ドイツ行く前に毎日早起きして必死に取ったチケットだけど現地発券なので心配してたけどすんなり発行してくれた。入場のボディチェック&持ち物チェックで、首から下げてた無料で配ってたスポンサーのロゴが入ってる笛を捨てろと言われたけど、「これは日本にいる友達に持ち帰らないといけないんです・・・」と言ったらウインクした。意味がわからないでいたらかばんの奥に笛を押しこんで「俺は何も見てないよ」ってポーズをしてくれた。ドイツ人はマジメで融通がきかないって思ってたけどイメージが崩れた。
一番高いカテゴリー1だけあって席はかなりいい席だった。サッカー専用スタジラムだしグラウンド超近いよっ!一つ前の席がでかい外人だったら何も見えずに隙間から覗くだけだなぁと心配してたけど、親子連れだった。子供がまだかなり小さいのに席の上に立ったら、後ろを振り返って大丈夫?って感じで確認するのがかわいかった。まだ小さいのにとっても紳士。空気読めない俺とは違うなぁとちょっと感心。
選手入場して会場の大半占めるフランス人の生のフランス国歌(ラ・マルセイエーズ)がっ!メロディーは美しいのに歌詞は結構過激な国歌を聞けてちと感激。試合始まってちょっとたったら後ろの方がなんか騒がしい。なんとミストーゴが観戦しに来たらしい。なんで周りがわかったかというとわざわざミストーゴのたすきと王冠をつけてきてるから。

ハーフタイムではみんなが記念撮影したがって大変なことに。男の性ってのは洋の東西問わないらしい。ゲームが2-0になってからは展開がつまらなくなった。睡魔が襲ってきたと思ったらそーゆー人は多いらしくスタジアム全体でウェーブ開始。ゴール裏では肩組んでタイコのリズムで踊り始める連中が出てきた。あっというまに踊りだす人が増えてきて最前列はお祭り騒ぎに。なんかめちゃくちゃ楽しそうだけどカテゴリー1はおとなしめなので誰も踊りださなかった。
試合が終わってダッシュでケルン駅に移動。大聖堂をちょっと見て事前に調べてたICEに乗ってホテル到着。長い1日だった・・・

ドルトムント〜ピッチの中心で、人生は旅で旅は人生だとつぶやく〜

いよいよ運命のブラジル戦。いざドルトムントへっ。駅でスイスサポがいたので記念撮影。スイスは近いので結構サポが来てた。駅前で荷物の整理をしてたらよくわからないけど話しかけられた。今までのクセで人懐こく笑顔で対応してたけどなんかレスポンスが違う。よくよく聞いたら「アインオウロ」で「1ユーロ」くれという物乞いだった。今までみんなフレンドリーに接して楽しんできたのでちとショック。駅前のサッカーショップで軽く物色。店内のボール蹴るゲームに順番待ちしてワクワクしてたら、てっきり無料だと思ってたのに有料だったので笑顔のまま断る。今になってよくよく考えてみると有料でゴール決めたとしても商品がないのはそれはチャリティーだったわけで・・・日本人の品位を汚しました。。。スマソ。
ゲームまで時間があるので繁華街のサッカーショップを物色。Tシャツが安かったのでお土産用に購入。NSZWさんはあまりの種類の多さにちょっと迷ってた。待ってる間にスカートはいてるブラジルサポと記念撮影。スコットランド?って聞いたらNoと服をまくってブラジルユニ見せてくれた。
象の置き物の上に乗って日本が勝つとか叫んだあと、アイスを食べながら迷路の中心にボールを入れるゲームをしてた女の子二人組みに乱入して見事ゴール。変な外人だなぁと思いつつも最後まで付き合ってくれた。まだ幼いのにいい人達だ。
街を歩いてたらNSZWさんが声をかけられた。どうやら同じサッカーチームの人らしい。ドイツの町の真ん中で出会ってしまうという奇蹟。こんなこと滅多にないってことで記念撮影。何故か全然関係ない俺までお土産までもらってしまった。ありがとう、W杯。
で、ブラジル戦の開始の21時まで時間があるのでまたもPV会場に。もはやここに行けば楽しめると知ってしまったうちらがいた。イタリアVSチェコ。死のリーグでどこが勝ち上がるかわからない面白いゲーム。。。
が一昨日、昨日とハードスケジュールで死ぬほど疲れてるので俺はかなりどうでもいい感じ。というか試合開始前までテーブルに突っ伏して寝てたのは俺です。。。周りを見てたら同じような境遇の女の子発見。その子と一緒に来てるカプールはサッカーもほどほどにいちゃついてた。
目で「つまんないよね?」って合図したら「つまんない」って返事が来た。
ゴール決めそうになったシーンで周囲は盛り上がっても周りの男が背が高くて俺の背でも見えない。
「見えないよね?」ってジェスチャーしたら「見えない」ってジェスチャーが来た。
女の子が飴を出してなめたので、俺も日本から持ってきた飴を出してなめた。
ほとんど同時にお互いに「いる?」「いる!」だった。なんか気持ちが通じた瞬間。
お互い英語はあんま話せないのでフィーリングトーク。今日は暇なのでPVに来てるらしい。サッカー見ないで踊ってるのでダンスが好きってことがわかった。クラブに行くの?って言ったらたまにとのこと。話してたら日本代表のユニを着てた友達も合流。日本戦が目当てなのでこの試合はどうでもいいらしい。
んな感じで話してたらなんとインザーギ登場!!

一緒にサッカーどうでもいいよね連合でホノボノしてたのがだったのがこれで俺だけ裏切ることに。インザーギだけは見逃すわけにはいかないのですよ。んなことしてたら「お母さんに電話してくる」と言い残して消えてしまった。あぁいつもそうだ、いつも女の子は「今日は病院に行く日だから」、「週末はおばあちゃんが田舎から来るから」とか「仏滅の日は外にでないことにしてる」とかそんな発言を残して消えてくんだ。やっぱドイツでも同じなんだとか思ってたらいつのまにか戻ってきてた。キリスト教の国だけあって神はいるらしい。
フィーリングトークしてたら日本からドレスデンに来てるおねーちゃんがドイツ語を通訳してくれた。日本代表応援してるのは日本の漫画とアニメが好きだからだとか。アキバ系の血が騒いだ。「ハガレンは?」「ハチクロは?」「ケロロ軍曹は?」って知ってる知ってる?って聞いたって考えてみたら海外ではタイトルが違っているのだった。仕方がないのでジャパニメーションの存在を一躍世界に知らしめた攻殻機動隊(英語名Ghost in the shell)を英語で聞いたら彼女の顔が輝いた。ビンゴ。AKIRAとかNANAは?って聞いてみたらNANAクリティカルヒットドラクエだと会心の一撃。なんてこった。よくよく見てみるとナナに似た中島美嘉ファッションだった。外見はどっからどう見てもドイツ人の女の子なのに「ご近所物語」だとか「矢沢あい」とかの単語が次々に飛び出す。アキバ系に生まれておらはよかっただよ、ありがとう、アキバ。っていうかこの子、このままアキバに来たら超モテるよ!!ってな話を日本語話せるおねーちゃんとする。こりゃまさしく萌えだ。でも悲しいことに「萌え」は彼女達に意味が通じなかった。残念無念。
二人とても仲良かったので「二人のナナ」を撮影。インザギが点取ったし俺にとってはもはやサッカーなんてどーでもいい。首元に「Play with me!」と書かれたネックレスを発見。今は夏休み中と聞いてたので、何して一緒に遊ぶの?テニス?水泳?ダンス?それとも・・・と言葉を探してたら、彼女の顔が真っ赤になった。「あー、そーゆーことか」と気づいたけどあえて何?何?と聞いてみる。意図的に女の子はにかませて喜ぶなんてかなりオヤジだなぁと思ったけど楽しかった。(笑)
彼女らはお母さんに電話してOKもらってたのでまだまだ一緒にいれたのだけど、ブラジル戦が始まるのでスタジアムに移動。彼女らはそのまま残って応援するらしい。
いよいよ今回の目的、日本VSブラジル戦!会場に近づくにつれてお祭り騒ぎはヒートアップ。こ、これがワールドカップか・・・恒例の球蹴りにまじったついでにサンバにもまじる。ワールドカップの公式ガイドブック買って入場。したら一人でボール蹴ってる男の子がいたのでまじる。日本人のおばさん2人組が一眼レフの立派なカメラで写真を撮ってくれた。あとで送ってくれるそうな。サンキュー。(無事届きました。ほんとにありがとうございます。4年後に会いましょう。)
ついにスタジアム。サッカー専用スタジアムはグラウンド近いのが当たり前だけどめちゃくちゃ近い。仙台スタジアムも凄いと思ったけどウェストファリアスタジアムも凄いと思った。2階席は断崖絶壁。こりゃサル仲間のヨシマキさんが俺のちょっと後ろの席だったからといって話しかけられないわな。(後日、見かけてたことが判明しました。)
試合開始で玉田のゴールまではいい夢見れた。いい気分で日本にいる兄貴にメールした。ブラジル人があのGK誰だよ?って反応してたので「知らないのか?ヨシカツカワグチだよっ!」って言ってたのが後半はズタボロに・・・

試合終了後、中田がピッチの中心でパスをくれと泣いてたけど立ち上がるのを待ってたら電車が死ぬほど混むのがわかってたのでスタコラッシュ。なんとかそんなに時間かからずに帰れた。

ゲルゼンキルヘン〜夜のW杯〜

朝起きたらホテルのレストラン?(あまりに狭いのでビミョー)に日本人ハケーン。日本代表のふがいなさについて語る。かなり前からいるみたいで、デュッセルドルフの見所や夜のW杯についての情報をもらう。やはり駅の裏側ということでそれはもうすごいらしい。
ポルトガルVSメキシコを見にゲルゼンキルヘンに移動。車内でオーストラリアサポとちょろっと会話。すごくマジメそうな人だった。
着いたけどまだ時間があったのでドイツ料理の次にうまいというケバブにチャレンジ。メキシコから家族で来てる人達と記念撮影。何か話そうとしたけどメキシコについてあんま知らなかったので話せなかった。ちと残念。
食べ終わったのでスタジアムに、仮に試合見れなくてもダフ屋の相場やチケット情報知ろうと行こうと思ったもののトラムが混みすぎてなかなか乗れない。あまりに乗れないのであきらめてたら日本人のおばちゃん達がいたのでちょっと会話。チケットは今日のどころが全然持ってないらしい。うちらはスタジアムあきらめて途中のPV(パブリックビューイング)を見に行くことに。
ゲルゼンキルヘンのPVは、使ってないスタジアムをそのまま丸ごと会場にしちゃってるのでかなり広かった。っていうかここまで大規模なのに無料なのが凄すぎ。日本なら1000円以上は取るはず。ボディチェックと持ち物検査をして入場。何故かすぐ後ろにパイロットの格好をした人がいたので記念撮影お願いしたらTVのリポーターだった。
スタジアムに行った方が臨場感あるかなぁと思ったけどPV会場はメキシコとポルトガルのサポーターがかなり来てていい感じだった。暇つぶしに記念撮影連発してたら試合開始。ハーフタイムにダンスや商品配るイベントが始まった。入場料無料なのにかなり太っ腹。試合ない日はライブとか常にイベントをやってるらしい。ここまでするのがほんとの開催国なのかもしれない。隣にいた少年がTシャツGetしてたので記念撮影。大の男が本気で取り合ってるのによく無事に取れたもんだ。。。
試合が終わって会場内を散策してたら救急車をハケーン。今回のテーマに知人の子供が車好きなので車があったら写真を撮るというのがパチパチ撮ってたら、「乗ってもいいよ」との優しい声が。ケンタッキーフライドチキン(通称:ケンタ)のカーネルさんみたいなおじさんが助手席に乗せてくれた。「自分が今助手席に座っているのは今、ここで何も事件が起きてないからだ。ドイツはとても安全な国で旅を楽しんでいる」と言ったらとても喜んでくれた。笑顔がとってもステキなカーネルさん。お腹ぽにょぽにょしたいっす。俺が学生でもないことと、日本人で学生でもないのに2週間休んでドイツにいるといったらちとびびってた。でもカーネルさんは「俺の夏休みは3週間だぜ」と自慢してくれた。どうやら負けず嫌いらしい。最後に記念撮影したらカーネルさんのあまりの大きさに顔がおさまりきらなかった。写真見せたら笑ってくれて取り直させてくれた。カーネルさんはいい人だ。

帰りのトラムも大渋滞。日本でもこんなに凄い満員電車に乗る事は最近ないのにドイツまで来て乗ってしまった。すし詰めになって乗っていたら母子連れ3人組と目があった。子供がまだ小さく押し潰れそうになっていたので隣のメキシコサポと二人で壁を作って母子を守った。ちょっと落ち着いたのでみんなで笑顔。「日本から来てるんだよ」とそれしか言えないドイツ語で男の子に話しかけてみた。英語は話せる?っと聞いたら通じなかった。お母さん曰くドイツでは小〜中学校ぐらいから英語を習うらしい。ドイツ語の読み書きがしっかりしてから英語を習うのが普通だとか。
話題に困ったので、財布にあった折鶴をあげて、折り紙の説明。お母さんは折り紙を知ってたらしく補足してくれた。ニンテンドーDSの「旅の指差し会話帳〜ドイツ〜」を見せたら喜んでくれた。ドイツでも「ニンテンドー」は有名らしい。あまりに混んでてそれ以上話せないでいたら別れ際、いつのまにかメモの切れ端で紙飛行機を折ってたらしく折鶴の「お礼に」ってくれた。サポーターとの馬鹿騒ぎも楽しいけどこーゆー交流も来てよかったなと思った。いつか大きくなって日本のことを知ったらW杯で会った日本人のことを思い出してほしいもんです。
デュッセルドルフに戻って、駆け足で観光。トラムに迷ったおかげでオランダVSアルゼンチンが始まりそうだった。ライン川沿いがかなりきれいでいい感じ。犬連れで散歩してる人がいたので名前を聞いてみたら「フィーゴ」だった。そんなとこまでW杯だった。
店探しに疲れ始めたのでTVが見れたらどこでもいいってことでステーキ屋さんに突入。ブラジル戦のためにブラジル風にしたらうまくなかった。だめぽ。
帰り際、街中で子供同士が球蹴りしてたので、まざろうと思って球に触れたら「邪魔すんなよ、日本人」みたいなニュアンスで超うざいって感じで言われた。またもだめぽ。ホテルに戻ったらNSZWさんが夜のW杯に行こう行こうと言うので仕方なく超嫌々ながら近所散策。(笑)日本と比べると灯りも少ない暗い街の中を男二人でぶらついてたらなんか面白そうな音をハケーン。近づいてみたら学生達が球蹴りしてた。またも「日本から来ました」とこれしか言えないドイツ語言ってからまぜてくれとお願いしたら快諾。やっぱガキと違って大人だ。

恒例の記念撮影したあと、日本で撮った写真を彼らに自慢。何かあった時に見せるためにわざわざ富士山と桜を撮った写真をメモリカードから消さずに入れておいたのだ。着物姿のガールフレンドを自慢したら「ゲイシャ!サユリ!」とか言うかな?と思ったけど普通にうけてた。夜の風俗街だしボールがなければ近づけないようなちと強面の兄ちゃん達だけど一緒に楽しく蹴れた。ありがとう、夜のW杯。

デュッセルドルフ初日〜巨乳万歳〜

freude2006-06-20

ひたすら寝て到着。グループ旅行の添乗員が必死に、日本代表シャツの集団に「○○ホテルに泊まる人達はグリーンのカードを持ったところに、××ホテルに泊まる人達はオレンジの・・・」と連呼して誘導して大渋滞してる中、個人旅行の自分だけひたすら自分の荷物が流れてくるのを待つ。運がよかったのかたった5分で終了。
3日後に空港に迎えに来る友人との待ち合わせ場所を決めるために空港内をチェック。大きい荷物を持ってちょっとうろうろしただけで誰かしら話しかけてくれる。物凄くフレンドリー。どうにか3日後の待ち合わせ場所も決まったのでデュッセルドルフに移動するために駅に移動。
途中のキヨスクTOTOの用紙がっ!ドイツ語は全くわからないけど、どうやら出場国32カ国の中でR16に行くチームをあてるらしい。なんかこのオッズの方がFIFAランキングよりもあてになりそうな気がした。また空港に来るからこの時は特にもらわなかったけど、3日後来た時はR16進出チームが決まってたのでとっくに用紙がなかった。かなり後悔・・・やはり「旅の土産は気に入ったときにGetしとく」の法則を守っておけばよかった・・・

デュッセルドルフまでのんびり急行(RB)で行こうかと思ったけど待ち合わせに遅れると悪いので新幹線(ICE)を選択。お腹が空いたのでホームのキヨスクみたいなとこで、サンドイッチ&水のセットを購入。セットで4.99ユーロってなんかお得とか思ったけど1ユーロ150円じゃかなり高い(およそ750円)ってことに気づいたのは食べたあとだった。数字は小さいけど日本円にすると高い。○が一個多い韓国のウォンや物価が馬鹿みたいに安い中国、台湾しか海外旅行で行ってないのでビミョーな心境。ヨーロッパは物価高すぎ。
駅のホームでアジア系の女性に話しかけられる。なんか色々と聞かれたけど結局の所は列車が来たら荷物を運んでほしいらしい。適当に運んだら彼女が俺の席をゲットしていてくれた。W杯ってこともあって結構席は埋まってた。
日本の女性2人組が席探していたので、ここが空いてますよって言ったら座ってきたけど一番苦手な人種のギャルだった。当然元アキバ系とは会話がかみ合わないので席が空いてることを教えたことを激しく後悔。頭の中ではBGMに世界の車窓からが流れるような美しい景色なのに、聞こえてくる会話はギャル2人のしょーもない話・・・旅情台無し。時間が早かったのでケルンで降りて大聖堂でも見ようと思ったけど彼女らと一緒に降りるのもやだったのでそのままデュッセルドルフに行くことに・・・
デュッセルドルフに着いたのでホテルに荷物を預けて町を散策するためにホテルを探したものの地図がよくわからない。駅の裏側は風俗街って話を聞いてたのでちと不安がよぎる。街を歩いてた元おねえさんに道を聞いたら「教えてあげる。ついて来て」というので素直についてく。知らない人についてっちゃいけないのが常識のはずなのにいいのかなぁと思ってたらホテルはすぐ近くだった。お礼に日本の緑茶のティーバックをあげて少し立ち話。日本には行ったことがないけど、シンガポールには行ったことあるらしく日本人にも悪い印象はもってないらしい。近くの飲み屋で働いてるのでよかったら飲みに来てねとのこと。ドイツに着いて初めて「ダンケシェーン」と言ってお別れ。
ホテルについて、荷物を預けて街中散策のはずがはまった。ドツボにはまった。すんごく小さいホテルなのにフロイトは行列。なんか揉めてるらしい。順番を待って自分の番になったものの金払えとのこと。行く前の5月の時点にすでにクレジットカードから2重引き落としが来てるので「払ってるはずだ」と言っても「もらってない。とにかく払え」とのこと。ホテルのおっさんは英語が全然できないらしく話は堂々巡り。ブチ切れてたら英語が話せるドイツの青年が間に入って通訳らしいことをしてくれた。が、結局話は通じずカード会社かホテルの予約をしたサイトに電話で確認してくれとなるまで2時間。その間にもホテルのオランダサポーターやイングランドサポーターが来て適当に話したけどやはりこのホテルの対応は微妙らしい。。。1泊あたり160ユーロもぼったくってこれかよ・・・
なんとか荷物を預けたものの待ち合わせしてるNSZWさんから到着が1時間遅れるとの連絡が。待ち合わせでしかも海外なのに遅れるのって結構ビミョー。無事に会えるのかなと思いつつ街中に出るものの1時間後にまた駅に戻るとなるとそんなに遠くまで行けない。適当にお店と教会、公園を散策。
時間になったのでNSZWさんとの待ち合わせの場所に移動。事前の連絡が「駅の中心にある歌のベストテンみたくパタパタする時刻表前」ってだけだったので会えるかどうか半信半疑だったけど無事会えた。
NSZWさんの荷物をホテルに預けてケルンに移動。列車はすでにサポーターに占拠されてた。イングランドのサポーターがビールをケースやサーバごと列車に積み込み宴会列車状態。「飲まないか?」って誘われたものの下戸なのでやんわり断る。物凄く「これだからマジメな日本人は・・・」って表情をされたので激しく後悔。今度生まれるときは飲める人間になりたい、マジで。
ケルンの駅のホームに着いた瞬間に兄貴から国際電話。電話が通じたことに感動してた。兄貴の分まで酒を飲むってのとイングランドサポの酒を断ったばかりって話をして終了。

ケルンに着いたら大聖堂前でイングランドサポとスウェーデンサポが大騒ぎ!これがW杯なのか・・・ケルン大聖堂前のPV(パブリックビューイング)は満員で入れず。適当に街をうろついてたらイングランドサポがボールを蹴って盛り上がってたのでまぜてもらった。途中ミスっておばさんのところにボールが転がっていったらおばさんがめちゃくちゃお茶目に蹴り返してくれる。面白いのでまたおばちゃんのとこにボールを蹴ったらまたシュートっぽく打ち返してくれる。そのうち周りがおばちゃんにボールが渡るたびにCKの時みたく「ウーーーーワッ」とコールをかける。なんだかんだで盛り上がりタトゥー入れた兄ちゃんが「おばちゃん、こうやって蹴るんだよ」って感じで思いっきり高く蹴り上げた。何回か蹴るうちにボールはあやうく建物のガラスを割りそうなほどに。ボールの着地のたびにまた誰かが思いっきり蹴るのでボールにぶつかったグラスが割れてそのガラスの破片が飛び交うやばい感じに・・・ついに警官が介入してストップ。おばちゃん含めた球蹴りは終わってしまった・・・
違う広場に移動したら、ドイツサポとイングランドサポが野次を飛ばしあっていた。応援会のエール交換みたく相手が野次を飛ばしているときは大人しく座って聞いて、終わったら立ち上がって相手を野次る。ひたすらそれを繰り返す。なんか相手を野次ってるものの国際交流だなぁとほのぼのオープンテラスのイスに座って見ていたら、そのうち険悪な雰囲気に・・・うちらの後ろに立っていた警官が段々近付いて来ていつのまにかうちらの目の前に(写真)。気がついたら物凄く相手を挑発するやばい発言があったらしくブチ切れたサポが手を出した瞬間、乱闘開始。と同時に、警官が間に入って何人か取り押さえた。うちらが座っていたオープンテラスのイスとテーブルも店員と警官がすばやく片付ける。警官で人間の壁を作って両チームのサポが接触できないようにし始めた。
さすがにイングランドサポとからんでいると身の危険を感じたので、ドイツVSエクアドル戦を見るためにどこかのスポーツバーに入ろうかと思うもののなかなか入れない。さすがドイツ。なんとか空いてる席を見つけてブラジル人に空いてるかどうか聞いたら、「日本人か?日本はこれから戦う敵だからダメだよ」とは言われたもののそんなの冗談で快く承諾。適当にブラジル人とサッカーの話をしていたもののそのうち話題に詰まってお互い黙っていたら、近くにナイスバディの巨乳のねーちゃんが通った。「おー」と軽く彼がリアクションしたので、俺もわかるぜと親指を立てて彼に合図。
(お前にあのよさがわかるのか、小僧)
(もちろんわかるさ、おっさん)
なんか心と心が通じた瞬間だった。

「ボン・キュ・ボーン!」と言ってみた。「ボン・キュ・ボーン?」と聞き返すのでS字のラインを示すポーズをしながら「ボン・キュ・ボーン」と言った。通じた。ハイテンションのハイタッチ。巨乳好きは万国共通だった。地球という星に国境はあってもおっぱい星には国境はなかった。おっぱい万歳。万国のおっぱい好きよ、集結せよ。
ドイツに来て始めて「プロースト!!」とみんなで乾杯をした。
そのまま下ネタトークで盛り上がり「日本では○○のことをなんて言うんだ?」と彼の友人のブラジル人が言った。「○○だよ」と言ったら連呼しはじめた・・・仕方がないのでポルトガル語でなんというか教えてもらって俺も連呼した。日本語とポルトガル語放送禁止用語を叫んでる連中。今、どこかの国のTVリポーターが盛り上がってるからと間違って店に入ってきたらコメントに困ったに違いない。
んなことしてたら「ソコノニホンジン、ヨッパライネ!ワタシニホンゴシッテルヨ!」と向こうのテーブルのブラジル人に声をかけられた。酒を飲むと顔が赤くなるのは、酔っ払って恥ずかしいことをしてもそれ以上赤くなる必要がないからだと思った。彼は日本の静岡にサッカーしに来たらしく日本語がわかるらしい。片言の日本語と片言の英語でトーク。でも結局最後は下ネタ。「日本人のあそこは小さいんだろ?」っていうので近くのビアジョッキを指差して「俺のはこれぐらいだよ」って言ったら「んじゃ、試してみろよ」ってことでゴムをくれた。TVでやってたドイツVSエクアドルなんか全然見ずに週に何回Hするか、どんな体位がいいのかを話してお別れ。下ネタは万国共通だった。

イングランドVSスウェーデンを見るためにケルンを周遊。どこの店も一杯だったけど無理矢理席を確保。隣の席のドイツ人とイギリス人と話しながら見るものの睡魔に負けて撃沈。。。ドイツ人のおっさんは昔どこどこのチームで蹴っててとそれなりにやってた人らしい。NSZWさんに会話はまかせてほとんど寝てた・・・その後、ケルンからデュッセルドルフに戻るのに人が多すぎて電車に乗れなくて死ぬ目にあう・・・ICEなら50分で着くとこが鈍行で2時間・・・だめぽ・・・

Road to Germany・・・

香港の中華料理屋

なんだかんだで上司に頼んで2週間の休みを取ってドイツ旅行。
旅行道具やスリ対策に100円ショップで装備を充填。成田空港で今更ながらガイドブック購入。ドイツは人気あるのかガイドブックはあんまり在庫がなかった。
ワクワクドキドキでキャセイパシフィックで手続きをすまして有り金全部を換金。3万円ちょっとを換金。これで日本円は300円ちょっとになった。それにしてもユーロは高い。1ユーロ150円なので200ユーロにしかならなかった・・・
空港で待っていたら福岡の友人からメールが届いたので電話。今からドイツに行くって行ったらかなりびびってくれた。そりゃ日本VSブラジルの先発予想のメールを俺に送ったらそれを見に行く寸前だっていったらビビるよな。搭乗手続きの締め切り寸前まで話して搭乗。
空港で買ったガイドブックを読んでたらすぐ香港に到着。窓際ではなかったので夜景は見れず。窓際の人達が「オー」とか言っていたのできれいだったらしい。
到着してすぐにボーダフォンな携帯電話の設定変更。3GからGSMにする。変更したら「ドイツ行くって言ってたけどほんとに行ったの?」ってメールが来てたので「今、香港」とメール。これもびびるんだろうなぁ。どこかの中華料理屋にいると思われたら癪だけど・・・
そんなことをしてるうちに人の流れからそれて乗り物に乗ったら、見事迷った。一度空港から出てしまったらしい。も一度手荷物チェックと身体検査を受けたけど、22時ということもあって客は誰もいない。「いいよ、いいよ通っちゃって」って感じでポケットの中何も出さずに金属探知機を通過するけど当然エラー音。手探りでチェックされたけど結局二度手間って感じだった。

乗り換え時間は1時間半。1時間近く余ってヒマだったのでW杯見れるとこがないか探すけど空港のどこにもTVが置いてない。トーゴVSスイスだからどーでもいいんだけどやっぱ見たいので唯一TVがあった中華料理の店にGo。一番安い麺を頼んで試合観戦。(写真)が、残り10分の23時になったところで閉店ということらしく次々にTVをリモコンで消してく。周りの外国人と一緒にブーイングしても効果なし。一番見たい所を見せてくれない、これが中国がW杯予選で消えた原因だろうなぁと香港にいるのにちょっと思った。

出発までヒマなので日本に電話して搭乗。周りはブラジル戦目当ての日本人がやたら多かった。なんか海外で日本人に会うのってなんか気恥ずかしいのでちとビミョー。っていうかドイツに着く前に代表シャツ着てる人がたくさん歩いてた。席に着いて隣の日本人と「日本は必ず勝ちますよね」って話をして飲めないビールをお腹に流し込んで就寝。

FCサブラ?

FCサブラの予定だったものの人が全然集まらずハルの会社チーム+俺という感じで参戦。平均年齢&体重高いなぁと思ってたら16歳の新高校生が混ざっていたことが発覚。4月から高校生ってなんだよー。女子高生ならもっと嬉しかったけど男子でもちょっと嬉しかった。最近では高校にフットサル同好会もあるらしくサッカー部と迷ってるとか。自分の高校生時代が図書館にこもりっきりだったことを思い出したらなんだか彼がちょっとまぶしく見えた。若いっていいなぁ・・・
イリエさんチームとハルチームの2チームでひたすら回す。最初はちと劣勢だったもののちょっとづつ相手が疲れてきてかみあってきて五分ぐらいまで持っていけた。個人的にはいい球もらってたのに相変わらずの決定力不足でシュートはずして不完全燃焼。声出しで盛り上げられたのがちとよかったぐらいかも。天気がよかったので楽しく蹴れました。絶好のサル日和だったので屋外で蹴る喜びを実感。
人が足りないから助っ人に来てくれオファー&2時間だけでは物足りないという声があったのでハルとIさんと金町に移動。かなり自分とキャラがかぶってるクドー君を連れてきたかったけど残念無念。またどこかで一緒に蹴りたいと思わせるキャラだった。
金町での3時間は体力切れもあってだめぽ。トラップがよければシュートまで行けるチャンス何回が作れたのにすべてはじいてしまった。うーむ。。。(-_-;)
終わったあとハルとマクドデート。サブラの人不足と活動場所&ペースについて何点か確認。サブラ飲み会に行ければそこでちょろっと話せればいいな。

とんかつすずや アキバUDX*3

ダウンタウン(下町)のアキバ系住民がアッパータウン(山の手)と呼んでいるUDXをついに見学。ほんとにおしゃれ。アキバヨドバシもあるしダウンタウンに寄らずに済ます人も多くなりそう。ダウンタウンのいかがわしさがたまらんのだけどこれも時代の流れかも。パソコン選びを頼まれていたのでイーマシーンはいいマシンということでツクモで購入。価格、デザイン、機能性のバランスがいいと思ってたりします。アキバといえばとんかつ茶漬けなので(嘘)、ひさびさにとんかつ茶漬けをガツーリいただく。昔行った新宿本店よりもメニューが多かった。サイドメニューで客単価を上げる店側の作戦にまんまとのってしまって色々たのんでしまったら量がかなり多目。。。しかもアサヒスーパードライと黒生のハーフ&ハーフを飲んで撃沈。でもハーフ&ハーフは飲みやすいかも。