ミュンヘン3日目〜お城の旅〜

どんなに喧嘩したってグッスリ寝てタップリ食べたら仲直りできるというステキな体質のおかげで何事もなかったかのように出発。今日は日本で予約していたノイシュバンシュタイン城の1日観光コース。観光バスの集合場所に行ってバスに乗り込む。意外と日本人多目。後ろの席のおばちゃん2人組の声が大きい。どこかで聞いた事ある声だと思ったらゲルゼンキルヘンのトラム乗るときに少し話したおばちゃん達だってことに気づいた。狭いよ、ドイツ。
スペイン語と英語で話すちょいワルオヤジの話を聞きながら高速道路でミュンヘンからスイスに向かって南下。段々アルプスの少女ハイジのような世界になってくる。みんなのテンションがあがったところで一つ目のリンダーホーフ城に到着。団体観光客のお城の入場時刻は決まってるらしくそれまでは自由行動。同じく日本人の中年夫婦と記念撮影の依頼をしあう。外国の人に頼みなれて久しぶりに日本人にお願いするとなんか気恥ずかしい。こっちの話してることが筒抜けだし向こうの会話も筒抜け。
いよいよ時間になったので入場。入ると各部屋で担当の人が英語で説明→その後日本語のCDがスピーカーから放送されるので全然問題なし。英語の説明聞いてるとストレスがたまるので助かった。見てみたかった城内の洞窟のみが観光コースからはずれたのがちと残念。
次はいよいよノイシュヴァンシュタイン城。ディズニーランドの城のモデルという話だけどディズニーランドに全然行ったことがないのでちっともわからん。この城を見るために日本でわざわざ予約したはずなのに天候が崩れそうなパターン。ミュンヘン近郊は午後になると夕立みたいな雷雨がよくあるらしい。観光コースに組まれてたレストランに着いたら案の上の豪雨。レストランで一緒のテーブルだった日本人夫婦と会話しながら食事。料理はそれなりの値段だったけどそんなに美味しくなかった。というか折角ここまでお城を見に来たのに雨のことを気にしながら食べていたからなのかもしれない。食べ終えても止まずに傘もないので3ユーロも出してしょぼいビニール製のカッパを購入。買わずにすむかと思ってギリギリまで買わないでいたら、レストランの2ユーロのは売り切れて隣の店で高く買うハメになった。城までは歩いてもいけるらしいけど雨なので馬車で行くことになったが馬車代が片道で4ユーロ。同乗した黒人男性が払うときに俺に「往復?」って聞くから「片道」って答えたら「いい商売だな」ってつぶやいた。同感。やはり洋の東西を問わず観光地料金というものは存在するらしい。
ずぶぬれになりながらも坂道を登っている人達を馬車から抜きながら城に着いたら雨が止んだ!ひょっとするとこれなら晴れるかも!城の前で入場を待つ間に香港から来たという学生が記念撮影を撮ってくれた。どうやら自分も自分のカメラで撮ってもらいたいらしい。ギブ&テイクですな。
城内はガイドブック&DVDで事前に情報を仕入れて見すぎたせいかそれほど感動しなかった。でも城から見る景色はまさしくファンタジー。まさしくFFの世界がここにあった。凄い、凄いすぎるよ、ルートヴィッヒ2世。国のお金使いまくってこんなど田舎にこんな城マジで立ててしまうとは・・・
予想どおり晴れてきたので城の外観が最もよく見えるというマリエンブリッジという橋までダッシュ。橋の上から見る景色はヤバかった・・・帰りは晴れてきたのでバスで帰ることに。新宿とかの駅前で外国人が演奏してるような感じでバスの停留所で演奏してる人達がいた。なんでこーゆーところでひく人達はうまいのかうまく聞こえるのかよくわからないけどドイツの人達もうまかった。
帰りのミュンヘンに帰るバスの中で車窓から写真を連写したあと撃沈。
ホテルに戻って、ミュンヘン最後の夜ということで日本で調べてレストランに行くも、英語が全く通じず注文を頼むのにも四苦八苦。同じアジア人だからってことで通訳に入ったのは中国人で余計めんどくさいことに・・・なんでレストランのメニューってあんなに品名が長くてわかりにくいんだか。お店のリサーチ失敗&頼んだメニュー失敗で初めて頼んだ料理をかなり残してしまった・・・残念無念。