夢かもしれない

最近ジムに全然行けない。というのも平日サルに行くためってのと来月から休みまくるために仕事前倒しでやっててちと残業する日が多いから。とはいえこんなん残業といえるレベルじゃないのは百も承知。土日も仕事に侵蝕されちゃってる人や日付かわるぐらいまで残業してる人やノルマで月末胃が痛くなる人に比べたらかなり恵まれているとは思う。平日夜にサルできる環境にいるとそれが当たり前だけど、やりたくても仕事のせいで出来ない人がいることを忘れちゃいけない。土日活動しているフロイデですら数ヶ月に一度のペースでしか参加できない労働環境の人って今の20代だと結構いる。賃金とか人間関係とか労働環境で転職してる連中が俺の周りには多いけど、本来休みのはずの平日の夜や土日に自由になることができない今の日本の労働環境は明らかに変だ。それがこの厳しいご時世当たり前だからって簡単に受け入れていいもんでもないと個人的には思う。国が潰れかねないようなインフレ騒ぎがあってもブラジルとか過労死するまで働かないしね〜。共産主義なんてもう過去のイデオロギーだけど、事務職なんつー非生産的な働き方をしているとマルクス*1がいう労働疎外っていう言葉の意味を働きながらふと考える時があったりする。あるべき理想像としては某テレビ局じゃないけど「楽しくなければ労働じゃない」ということだと思うんだけど、満員電車の通勤ラッシュ*2の死んだ目をしてるくたびれたサラリーマンを見てるとなんだかなぁ・・・って気はする。外国でも通勤ラッシュに出くわしたことあるけど、日本ほど陰なオーラは出てなかった。もっと大人であるサラリーマンは楽しそうにしてないと今の子供もサラリーマンにはなりたくなさそうなもんだけど、今のフリーター増加を見てるともうその傾向は出てるような気もする。
んで、今日、ある球団を買収しようとして有名になった某ベンチャー企業と担当が変更になったので打ち合わせしたんだけど、「前の担当だった○○さんは、今どこの担当なんですか?」って聞いたら
「彼はプロレスが前から好きだったんで今度の異動でプロレス関係の部署に行きましたよ」
なんじゃいそりゃー。そんなことって普通ありうるんですか?別に編集とかそーゆーのじゃなくて彼は普通の営業マンだったはずなのに。その企業行けば俺もサッカー好きだからってそんな部署に行けるんだろうか・・・っつーかそんな理由で担当変わって打合せし直しかよ!(笑)今まではそーゆー学生みたいなノリって正直どうかな?と思ってたベンチャー企業だけど今の硬直化した企業風土に風穴空けるにはそれぐらいじゃないと駄目なのかなとも思ったのでした。他にもありえなーいって話色々と聞いたけど今の職場とは文化違いすぎ。でもこーゆーサラリーマンなら今の子供もなりたいと思うよな、うん。というわけで色々あるだろうけど今までの会社らしくない日本全国津々浦々のベンチャー企業、陰ながら応援させてもらいます。

*1:鈴木じゃないよ

*2:学生時代、農学部の知り合いは「あの密度で搬送できるのは人間くらい。鶏でも豚でも動物ならあれだけ詰込もうとしたら暴れちゃって絶対できない」って言ってた。それ以来満員電車を見るたびに人間の理性の存在を感じる。