フランクフルト〜ついにドイツとお別れ〜

ホテルをチェックアウトしようと思ったらまたまた「金は払ったか?」と質問。マギジレ。もうすでに昨日払ってるよ、レシートあるよ、見ろよ、確認しろよ、昨日も同じ質問されたよ、このホテルは日本人だと金を何回も取るのか?と怒鳴る。でも欧米の常なのか非を認めても決して謝りませんな。欧米か!ってツッコミいれたいぐらいっす。
とりあえず気を取りなおしてタクシーを呼んでもらってオッフェンバッハに・・・と思ったらタクシーの運ちゃんはタクシー代はオッフェンバッハまでもフランクフルトまでも変わらんとのこと。まぁ距離考えたらそんなはずはないんだけど大荷物で乗り降りする手間を考えたらと思いおおよその総額を聞いて納得できる金額だったのでOK。昨日のブラジル戦の話をしながらどこの国の人ですか?と聞いたらアフガニスタンとのこと。どうやらアフガンからの難民らしい。日本には携帯のビジネスで何度か来たことあるらしくアラビア文字表記の携帯電話を見せてくれた。おぉーと感動したら助手席にコーランを置いてるらしくコーランを見せてくれた。あまりイスラム教の人と話す機会もないし色々と聞こうと思ったけど英語力がなくてあまり聞けず残念無念。フランクフルト駅前の銀行街やピンク街を通過しながら色々と案内してくれた。運転手さんとフランクフルト駅のロッカーの場所を聞いてお別れ。やはり駅までタクシーで来て荷物預けて動くのはかなり楽だったので電車乗らなくてよかった。
フランクフルトの旧市街でケーキ&お茶して、うまそーなオープンカフェにテキトーに入ってお食事。英語のメニューにも慣れてきたので珍しく魚料理に挑戦。ちょっとしょっぱかったけどうまかった。二人でビールで乾杯してたら隣のテーブルの兄ちゃん達と目があったので記念撮影。別れ際チュースって言ったら彼らはドイツ人ではないらしくバイバイはチュースじゃなくて「○△※●×」だよって隣の夫婦に教えたられた(でも何語かわからん)。食べ終わってノンビリしてたら隣の老夫婦と目があったのでしばしトーク。二人はアメリカ人でギリシャ帰りで、フランクフルとにはオーバーステイで1日だけいてうちらと同じ今日の午後にアメリカに帰るらしい。W杯について聞いたら全然興味はないらしい。野球に聞いて来たら、日本人選手でいい選手がいるねとのこと。「イチロー?マツイ?」って聞いたら違うらしい。「ノモ?ササキ?オーツカ?イグチ?」と聞いたら「イグチ!イグチはバランスがよくていい選手だ」とのこと。なんてマニアックなんだと思ったもののWBCで日本が優勝したことを誇りに思えた。日本が負けてからドイツではずーと肩身が狭かったので野球が強いのはかなり嬉しい。
ギリシャのよさについて色々と聞いてお別れ。これから同じ空港に行って西と東に飛ぶと思うとなんか世界を感じる。
飛行機の時間までフランクフルトの中心地でデパートやらブランドショップを散策、、、のはずが日曜日でお店は空いておらず。日曜は開店法があるので営業が禁止。W杯期間中のみ例外で開くけどそれも10時から。10時まで待ってやっとこさ開店。土産のワインやらチョコやらを購入。ついでに今まで溜めていたペットボトルをデパートの機械で換金。ドイツではペットボトルに預かり金が含まれていてスーパーやデパートで換金可能なのです。1本あたり10円や20円じゃなくて50円ぐらいするので本数が多いと結構な金額になったり・・・これに気づくまでペットボトルを捨ててたのがかなり勿体ないかも。
街をぷらぷらしてたら相棒が遠くから声をかけられてた。さすが外国!とか思ってたらナンパではなくてさっきのオープンテラスで隣の席にいた夫婦がうちらのことを見かけてまた会ったねと声をかけてきたらしい。これも何かの縁なので近くにいた人とみんなで記念撮影。旦那さんの方がフランスの代表ユニ着てたので実はフランス人でさっきのはフランス語だったとようやくわかった。昨日のフランスVSブラジル戦で街中にはかなりのフランス人がいるらしい。
帰りたくないけど飛行機の時間が近づいてきたので最後のDB(ドイツ鉄道)に乗ってフランクフルト国際空港に移動。空港も3回目になると構造を覚えてるのでキャセイの乗り場がどこかすぐわかった。受付に誰もいなかったのでどうしたもんかと思ったら時間が早いから受付はまだと日本人の観光客が教えてくれた。彼は飛行機を逃してここにいるらしい・・・お土産のヘンケルスが危険物&関税の払い戻しになるので税関に持ってく。海外は何回か行ったことあるけど関税の払い戻しは初めて。危険物だと手荷物にできないので、最初に税関に行ってレシートと照らし合わせてOKもらったあと預け入れ荷物に入れてとちと面倒。そんなに高いものを買ったわけでもないのでたいして金額が戻ってこないから手間隙考えたらしなくといいと思ったけど相棒は海外旅行初めてだししてみたいとのこと。
そりゃあ別にいいんだけどそのために空港の廊下で荷造りしなおし1時間って・・・関税の分のお金なら俺が払うからやめてくれと言ってもめた自分の親戚が海外旅行した時の話を思い出してちと苦笑。
あとは余ったユーロを出発ギリギリまでお店で使って出発。さようならドイツ・・・あっというまの2週間だったけど来てよかった。思ったよりも濃ゆい時間を過ごすことができました。