息抜きのためにアニメを見るんじゃないんだ、生き抜くためにアニメを

「アキバ王選手権*1やってるYO」ってメールが来たので途中から鑑賞。マスコミに見世物にされているヲタク達を見るのはちと忍びなかったものの出演者は思ったよりも媚びているわけでなくそこそこ面白かった。
メイド喫茶での、メイドとのゲームが500円でできると紹介されていて「あっちむいて萌え」という名の「あっちむいてホイ」が最高だった。死ぬまでに一度やってみたいかも。男のロマンだよなぁ。
でで、今度の現代用語の基礎知識に加わるという噂の「ツンデレ」が番組で紹介されていた。普段はツンツンで素っ気ないのに彼氏の前だとデレデレみたいな定義になっていたけど、ツンデレはそんな女の子の態度を指すわけではなく、あくまで最初出会った時はツンツンだったのに次第に仲良くなるにつれてデレデレになってくるという時系列を表現する言葉なはず。ツン→デレに変わるか変わらないかの微妙な時期の相手の心情や二人の関係をギャルゲーなどで堪能するのがアキバ系のお楽しみだったのに単に態度や性格だけをツンデレと定義すると「ツンデレ系なキャラ」を愛でるだけにおわってしまう。
言い換えるとツンデレという言葉が単に「萌え」を表す記号となってしまっているわけで、アキバ系の言葉も最近は段々乱れてきてるんだなぁと思ったのでした。単になんでもいいから「萌え」ればいいということで「萌え」を簡単に享受するだけでは文化としての深みが出てこないわけです。まぁそこまで考えて「萌える」のはなかなか難しいわけですが・・・精進せねば・・・
タイトルが切れてしまったので再掲。俺の友達がふと言っていた「息抜きのためにアニメを見るんじゃないんだ、生き抜くためにアニメを見るんだ!」という台詞。アニメの代わりにフットサルとかでも可だけどそんな爽やかに生きられる人種じゃないんだよね、俺達・・・