寿司恒*1

ひたすら橋を渡り走り続けて6つ目の島でようやく昼飯。ガイドブックに載ってる唯一の寿司屋さんだったけど走ってたら地味な看板を見つけたのですぐわかった。石材屋と寿司に何の関係があるんだろうと思ったもの5時間も炎天下の中チャリで走って食べた寿司はとてつもなくうまかった。五臓六腑にしみわたるってこのことかと思った。でも運動してたので量が少なく感じたのがビミョーかも。あっというまに食べ終わってしまった。(笑)
寿司食べて休んだのでその勢いで最後の難所もクリア。四国に上陸した地点でチャリを返却しようかと思ったけど勢いにのってそのまま今治の駅までチャリで行く。結局約90kmを休憩しながら6時間ぐらいで走破。サルで培った体力がこんなところで役に立ったのかも。温泉に入らないと気持ち悪いぐらい汗を書いていたので駅前の観光案内所のちょっと外見はケバいけど話してみたら実はいい人っぽいんだけど仕事のやる気は全くないお姉さんとおばさんの中間点な感じの人に近くの温泉について聞いてみたら教えてもらえた。*1
汗だくだくで温泉に浸かってたら生き返った、、、というのは嘘で自分がこの一日でどのくらい日焼けしてたのかってことに気づいた。顔と腕が湯に触れた瞬間やけどしたかのような痛み。でも腕だけあげて湯に浸かる格好って外見上は全く普通だから多分周りの人間は誰もそんなこと気づかないのかも。シャンプー&ボディソープを持ってきてないので隣のおじさんに頼んでわけてもらった。ヘアトニックなのか妙に頭がスッキリシャッキリした。今日はちょっと奮発して風呂上りにマッサージ機に100円入れてくつろいで、讃岐の隣ということで讃岐うどんを食べたけどやっぱり本場じゃないからかそんなに美味しくなかった。
広島にバスで帰るためチャリを返しに今治駅まで戻る。ちょうど高校の部活やってた人達の下校時間なのか校門前には結構人がいた。田舎の高校生ってなんかいいよな。生まれ変わったら田舎で生まれてそのまま田舎で死ぬのも悪くないかもとちょっとだけ思った。今治から広島に戻るバスの車内から今日の行程を振り返る。必死で登った坂がバスだと一瞬だった。